外部生殖器の引き出し方

外部生殖器の引き出し方  

 
セミのゲニ(外部生殖器)の観察方法について、
行っている手順をまとめておきます

①標本の軟化

 

多くは乾燥標本の外部生殖器(=交尾器)を観察するので、軟化が必要となります

生体を捕殺した直後の場合は不要です
 
私は水蒸気軟化するのが好みです。
外部生殖器以外も丸ごと軟化する方法です
厳密には腹部全体さえ軟化できれば良いです。
 
ただし翅や体の退色を引き起こすことや、
軟化が不十分になりやすい欠点があるので注意してください
 

②外部生殖器の引き出し方

タケオオツクツクを例にとります。 

  図 1 の中心くらいのところに外部生殖器が隠されています。 

pygofer1.png }
図1 腹部先端をおなか側から撮影

 

第8腹板(生殖下板/hypandrium)をおしさげていきます。

先のとがったピンセットを用意すると良いでしょう 

pygofertakeo.png

図2 第8腹板の押し下げ

 

続いて、思い切ってピンセットを突っ込み、腹部第9節/pygofer をぐいと引き出します。 

図3はその様子の連続写真です。

 geniake.png
図3 pygofer を引き出す

 

引き出した後の写真が図4になります。 

pygofer6.png
pygofer7.png
図4 pygofer 正面・横から 

 

以上になります。

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