Auritibicen leechi (Distant, 1890)
特徴[1][2]
頭部は黒色で、複眼、額の先端と基部、頭頂前縁の三角形の斑は緑がかった黄土色。
前胸背は栗色で、前縁・後縁・側縁、細い中央の縦帯、および基部の小さな2斑は黄土色である。
これらの模様は多くの場合黒色で縁取られる。
後縁には黒色帯が3本あり、中央に1本、左右の角付近にそれぞれ1本ずつ。
中胸背は黒色で、基部には断続的な線状で逆円錐形の黄土色斑が2つあり、
中胸背の側縁およびX隆起(中央部と先端を除く)は黄土色。
腹部は黒色で、左右の側部にそれぞれやや斜めの白色斑帯が2本ある。
背弁の外縁は黄土色。
体の腹面、脚、および腹弁は鈍い黄土色。
♂腹弁は長く、腹部の長さの約3分の2まで達するほどで、内側で互いに重なり合う。
♂腹弁の外縁は適度に凹み、内縁はやや凸で、先端は角張りながら丸みを帯びる。
胸部腹面には灰色がかった毛が生えている。
顔面の側方の条線、基節の外縁、前脚および中脚腿節の内縁、ならびに脛節と跗節の先端部は黒色。
前翅および後翅は淡い透明色で、翅脈は黒褐色。
前翅のcostal membrtaneは淡い緑色を帯びる。
第2および第3翅端室の基部の横脈は広く暗色化し、第5および第7翅端室基部の横脈は狭く暗色化する。
後翅の基部は、狭く淡緑色を帯びる。
同定理由
同定の確度:★★☆☆☆
備考
中胸背のW字マークが減退するなどしているが、おそらく色彩変異の範疇と判断。
参考文献
[1]DISTANT, W. L., “A monograph of oriental Cicadidæ”, (1845-1922).
[2]XU WANG , MASAMI HAYASHI and CONG WEI , “Revision, phylogeny and phylogeography of the cicada genus Auritibicen (Hemiptera: Cicadidae), with descriptions of ten new species”, Eur. J. Entomol. 115: 53-103(2018).







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