Baeturia exhausta (Guérin-Méneville, 1831)
階級[※]
Cicadettinae-Chlorocystini-Baeturia–Baeturia exhausta
特徴[1]
♂は一般に赤褐色から黄土褐色で、褐色の斑紋を持つが、その密度には大きな変異がある。
♀は♂より体長が短いが、頭部と胸部はより頑丈で、灰褐色を帯び、通常はより強く斑紋が現れる。
斑紋をもつ個体では、しばしばpostclypeusからcaudodorsal beakまで体背中央に沿って淡い黄土色で無紋の縦帯が見られる。
postclypeusは背面から見ると幅広く長方形で、頭頂葉(vertex lobes)よりやや前方に突出する。
前胸背は黄土褐色で、褐色斑はやや赤味を帯びた中央帯に集中することが多い。
中胸背はより灰褐色で、弱い褐色斑を持つことが多い。
X隆起の前方に2つの黒点を持つこともあるが、通常は見られない。 X隆起はしばしば赤みを帯びる。
前・後翅は透明で翅脈は黄土色または赤味を帯び、先端部には通常少数の剛毛を持つ。
前翅は8つの翅端室を持つ。
鼓膜は隆起間が赤みを帯びることが多く、特に背側で顕著。
通常、背側から腹側へ走る6本の弱く硬化した横隆起があり、
第7隆起はほぼ腹側縁に達し、第8(最も基部の)隆起は幅の約半分まで達する。
短い中間隆起が7本あり、外側に帯状に並ぶように見える。
♂腹弁は比較的大きく、貝殻状で背面からも明瞭に見える。腹面では共鳴室の大部分、またはすべてを完全に覆う。通常は長方形。
しばしばより幅広く丸みを帯びる型もあり、この場合は外側縁が長く、後縁・内角ともに丸くなる。
♂の腹部は著しく膨張し、黄土褐色で背面に褐色斑を持つ。
腹面には斑紋がない。 多くの標本で第3〜7(または8)節に黒化した腹側外側斑列が見られる。
各節の後縁は通常赤色。
♀の腹部は灰褐色で密に斑紋があり、腹側外側斑列はほとんど目立たない。 節の後縁はより淡い黄土色。
産卵管鞘はcordal bealをわずかに越える。
分布域[1]
マルク諸島およびニューギニア島 西部の島々に広く分布
画像
発音膜

インドネシア:セラム島産♂ 腹面
おそらく同種
インドネシア:セラム島産♀ 背面

インドネシア産♀ 腹面

同定理由
・同属種に似ること
・産地がセラム島→本種、macgillavryi、schulziの三種が候補[1]
・発音膜のひだは明らかに6つを超える(schulziとの差異)
・翅に毛がなく、外部生殖器clasperは細長くない(macgillavryiとの差異)
同定の確度:★★★☆☆
備考
参考文献
[1]A.J. de Boer, “The taxonomy and biogeography of the exhausta group of the genus Baeturia Stål, 1866 (Homoptera, Tibicinidae)”, Beaufortia 44(5): 127–158 (1994).
[2]A. J. de Boer, “The taxonomy and biogeography of the conviva group of the genus Baeturia Stål, 1866 (Homoptera, Tibicinidae)”, Beaufortia 36(7): 167–182 (1986).
[3]A.J. de Boer, “The taxonomy and biogeography of the bloetei group of the genus Baeturia Stål, 1866 (Homoptera, Tibicinidae)”, Beaufortia 39 (1): 1–43 (1989).
[※]Catalogue of Life.
URL:https://www.catalogueoflife.org








コメント