属Umjaba Distant, 1904
階級[※]
Cicadinae-Platypleurini-Umjaba
特徴[1]
複眼を含む頭部の幅は中胸背基部の幅の3分の2ほど。
頭部の形状は複眼の前方で斜めに曲がる(輪郭が直線的ではない)。
前胸背は横長。前胸背側縁は前/後方でわずかに角ばるものの、中央部は開翅した時の前翅基部に達しない。
中胸背は前胸背より若干長い。
♂背弁は広い。
♂腹弁は短く広く、その先端は多かれ少なかれ円く凸状になる。
口吻は後脚基部をわずかに超える。
前翅の翅縁脈は根本側で弓なりに広がるが、costal areaも大きく湾曲し、costal membraneが狭くなる。
前翅のbacal cellは非常に幅広い。
前翅の支脈ulner veinsは根本側で広く離れる。
下位区分
種Umjaba alluaudi Distant, 1905
種Umjaba evanescens (Butler, 1882)
分布域
アフリカ:マダガスカル
備考
属名の由来は書籍”Incwadi Yami or Twenty years’ personal experience in South Africa”のキャラクター[2]。
参考文献
[1]DISTANT, W. L., “Rhynchotal notes. — XXVI”, Annals and Magazine of Natural History, (Ser. 7), 14, 293–303(1904).
URL:https://www.biodiversitylibrary.org/item/88431#page/316/mode/1up
[2]DMITRIEV, D., “Etymology and grammatical gender of generic names in Auchenorrhyncha (Hemiptera)”, Illinois Natural History Survey Bulletin, 43, 2022001(2022).