Neoplatypleura nobilis (Germar, 1830)
階級[※]
Cicadinae-Platypleurini-Neoplatypleura–Neoplatypleura nobilis
特徴[1]
頭部・前胸背・中胸背は褐色、または緑色を帯びた黄褐色。
単眼周辺、複眼の内縁、ならびに単眼と複眼の間にある短い帯状の模様が黒色。
顔面中央の溝は黒色。
前胸背では、複眼後方に丸みを帯びた黒色の帯があり、
後縁の内側にやや三角形の黒斑がある。
前胸背の側方に拡張した角部分は暗色化する。
中胸背には、前縁に倒円錐形(obconical)の黒斑が4個あり、中央の2個が最も短い。
中央に針形(lanceolate)の黒斑1個と、X隆起の前角の前方にそれぞれ小黒斑1個を有する。
腹部は緑色または褐色を帯びた黄褐色で、基部2節や中央の縦の模様、各節の基部は黒色。
(♀では通常anal segmentも黒色)。
体下面は黄褐色で、口吻の先端は黒色。
前翅は基部約半分が不透明で、非常に淡いクリーム色か黄褐色。
costal membraneに2斑、basal cellやradial areaに3斑(最小は基部と先端、最大はやや中央寄り)、claval areaに大斑1個を有する。
また、第3および第4ulnar areaの間で内方へ広がる幅広い暗褐色の斜帯があり、その内部に淡色斑を含む。
前翅先端は透明で、先端近くで強く波打ちかつ角張った暗褐色の斜帯があり、
さらに翅脈の先端およびその周辺(翅端室)に小さな暗褐色斑が並ぶ。
後翅は暗褐色で、ほぼ先端3分の1は透明。
口吻は長く、後脚基節を大きく越えて、互いに重なり合う♂腹弁の後縁近くにまで及ぶ。
分布域[1]
画像






同定理由
・属の他種の特徴と一致すること
・翅の不透明部の面積が半分を超えていること
・後翅に黄褐色部がないこと
同定の確度:★★★☆☆
備考
模式産地はインドネシア:ジャワ島。
参考文献で大陸系のvar.aとされているのは別種badiaと判断。
参考文献
[1]DISTANT, W.L., “A monograph of Oriental Cicadidae.”, West, Newman & Co.; R. Friedlander & Sohn. London; Berlin. i-xiv, p124. pl. x-xv(1892).
URL:https://www.biodiversitylibrary.org/item/35302#page/47/mode/1up
YOUNG JUNE LEE, “Descriptions of two new cicada genera and a new species of Platypleurini (Hemiptera: Cicadidae: Cicadinae), with some taxonomic changes and comments on the genus Platypleura Amyot & Audinet-Serville”, Journal of Insect Biodiversity, Vol. 54 No. 2: 21, 48-57(2024).
M. BOULARD, “The Cicadas of Thailand, Volume 2 Taxonomy and Sonic Ethology”, Siri Scientific Press (2013).








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