Ambragaeana laosensis (Distant, 1917)
階級[※]
Cicadinae-Gaeanini-Gaeanina-Ambragaeana–Ambragaeana laosensis
特徴[1]
体は黒色がベースで、前胸背内片(原文:側方の大きいエリア)、腹部、脚はわずかでも赤銅色を帯びる。
頭部にある2つの斑点と、中胸背の6つの斑点、腹部腹側の斑点は褐色。
口吻は後脚基部を超えない。
前翅は淡い茶褐色で、ただし前翅の中央は4つの模様と先端は深黒褐色。
前翅先端には9つの白色の斑点がある。
後翅は黒く、基部に灰白の筋がある。
後翅の先端に小さな白斑が5つある。
分布域[1]
ラオス
画像
ラオス産♀ 背面

同定理由
・属までの特徴と一致すること
・前翅中央に白色の班点が全くないこと
・産地がおおむね一致すること
同定の確度:★★☆☆☆
備考
体の色彩は完全に黒く、記述と一致しない点が懸念点。
テネラルな標本をもとに記載された可能性もあるかなと思っている
参考文献
[1]W. L. DISTANT, “XXXIX. — The Honioptera of Indo-China.”, The Annals and magazine of natural history; zoology, botany, and geology, ser. 8, Vol. 20, no.115-120, 324-325(1917).
URL:https://www.biodiversitylibrary.org/item/53302#page/352/mode/1up
コメント