Chremistica operculissima (Distant, 1897)
階級[※]
Cicadinae-Tacuini-Chremistica–Chremistica operculissima
特徴[1]
頭部は褐色で、複眼間に黒い帯がある。
前胸背内片は栗色で中央に黒い帯があり、外片は淡い褐色に黒い斑点がある。
中胸背はごく暗い褐色で、側方と後方の模様およびX隆起基部は淡い緑色。中央の一対の楕円模様は暗褐色。
腹部はごく暗い栗色で、後方縁は緑がかった褐色。
腹部基部に小さな白紋と、第2背板側方に一対の大きな白い模様がある。
脚は淡い褐色。
前・後翅は淡く透明で、翅脈は基部で緑色。
前翅の先端はピッチ上の模様がある。
♂腹弁は非常に長く、先端の腹板の基部に届く。 など
分布域[1]
画像
インドネシア:ロンボク島産♂ 腹面
♂外部生殖器:破損しており、uncusのみ
同定理由
・属の他種の特徴と一致すること
・産地がロンボク島
・全体的な色彩(退色を考慮している)
・♂腹弁が長いこと
同定の確度:★★☆☆☆
備考
参考文献
[1]DISTANT, W.L., “Cicadidae from the Malay Archipelago”, Annals and Magazine of Natural History. (Ser. 6), 20, 369–371(1897).
[2]R. BREGMAN, “Taxonomy, phylogeny and biogeography of the tridentigera group of the genus Chremistica Stål, 1870 (Homoptera, Cicadidae)”, Beaufortia INSTITUTE OF TAXONOMIC ZOOLOGY (ZOOLOGICAL MUSEUM), UNIVERSITYOF AMSTERDAM, Vol. 35, no. 4(1985).
[※]Catalogue of Life.
URL:https://www.catalogueoflife.org
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