Callogaeana festiva

Callogaeana festiva (Fabricius, 1803)

階級[※]

Cicadinae-Gaeanini-Gaeanina-CallogaeanaCallogaeana festiva

特徴[1][2]

体色は黒い。
後頭楯の先端側半分は赤みを帯びた黄褐色。
後頭楯には粗く横溝があり、基部では広く溝がある。
単眼と複眼、および複眼と複眼との間の帯は赤みを帯びた黄褐色。
前胸背は黒いが、中央に淡い色彩の帯が入る変異がある。
前胸背の縁と中胸背の四つの斑紋(そのうち中央の二つは角ばっており、X隆起前方とつながっている)は緑色を帯びた黄褐色。

翅の色彩には変異がある。
・前翅は緑色を帯びた黄褐色。前翅の根本前縁側(radial area)と、radial area先端から延びる中央の帯、その近くの三角形の模様と、先端側と内側の縁、および根本側の二つの斑点は黒い。先端側の黒色部はたまに途切れ、緑色を帯びた黄褐色の斑点がはいることもある。後翅は淡い青色を帯びた緑色。先端は広く黒いが、淡い青色の斑点がある。下側の縁は翅垂部まで細く黒い。

・前/後翅の黒色部が増加する変異。前翅には角度のついた緑色の斑点が3つのみ(時に先端にもう一つ小さい斑点がある)となる。後翅は先端部の半分以上が黒く、3つの淡い青色の斑点がある。

翅の色はピンクや緑色、オレンジ色が同じ場所に発生している(タイ)[2]

 

分布域

インド[1]、インドネシア;アンボイナ島[1]/スマトラ島[3]、タイ[2]、マレーシア[3]、ラオス[3]、中国[3]、ブータン[3]

画像

マレーシア産♂ 背面
 

マレーシア産♂ 腹面

♂外部生殖器形状

マレーシア産♀ 背面
C_festiva.png
マレーシア産♂ 腹面
♂外部生殖器

Callo.png
Calloga.png
スマトラ島産♂ 背面
Callo_fes_sumatra1.jpg
インドネシア スマトラ島産♂ 腹面
Callo_fes_sumatra2.jpg
タイ産♀ 背面
C_festiva3.png
タイ産♀(別色パターン) 背面
Callogaeana1.png

同定理由

・属までの特徴を満たすこと
・後頭楯が一様に黒くなく、半分以上程度赤色であること
・翅の模様が文献と一致すること(タイ産)
・産地に矛盾がないこと(特に海域東南アジア)

同定の確度:★★★★★

備考

同属の他種と比べて生息域が非常に広く、変異の幅も広い。

周期ゼミのように特定の年に現れるという記述があり、
その色彩と非常に高い密度、および毒で外敵から身を守っていると考察されている[2]

生態写真
iNaturalist
https://www.inaturalist.org/taxa/488838-Callogaeana-festiva

鳴き声
鳴き声CD:
M. Boulard, “The Cicadas of Thailand, Volume 2 Taxonomy and Sonic Ethology”, Siri Scientific Press, Audio tracks CD2(2013).


参考文献

[1]W. L. DIATANT, “A Monograph of Oriental Cicadidae (Parts I-VII)”, 106-107(1889-1892).
URL: https://www.biodiversitylibrary.org/item/35302#page/150/mode/1up

[2]M. BOULARD, “The Cicadas of Thailand, Volume 2 Taxonomy and Sonic Ethology”, Siri Scientific Press (2013). 

[3]A. F. SANBORN & M.H. VILLET, “Catalogue of the Cicadoidea (Hemiptera: Auchenorrhyncha)”, In USA: Elsevier Science Publishing, 1001 pp(2014)

[※]Catalogue of Life.
URL:https://www.catalogueoflife.org

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